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豆知識

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国旗について

国印としての「日の丸」は安政元年(1854年)7月11日に徳川幕府が外国船と見わけるために、日本の大船に日の丸を掲げることを決めました。
明治3年(1870年)1月27日に明治政府が日本のすべての船は御国旗を掲げることを定めました。その後次第に祝い喜びのときに日の丸を掲げることが日本全国にひろがっていきました。
平成11年(1999年)8月13日には法律127号の国旗及び国歌に関する法律第1条「国旗は、日章旗とする」と決まりました。なお、国旗の制式比率は縦は横の3分の2とし、日章の直径は縦の5分の3、日章と旗面の中心は重なることと定められました。

国歌について

今から千数十年ほど前、延喜五年に出た歌集「古今和歌集」の巻7、賀歌の初めに「題しらず」「読み人知らず」として載っているのが初めです。その後、新撰和歌集にも、和漢朗詠集にも、その他数々の歌集にも載せられました。これに曲がつけられたのは、明治2年10月ごろ、当時日本に来ていたイギリス歩兵隊の軍楽長、ジョン・ウィリアム・フェントンが言い出したからということです。

彼は「儀礼音楽が必要だから、何かふさわしい曲を選んだらどうでしょうか。」と、当時薩摩藩の大山巌に進言し、それに基づいて、大山が数人と相談して、平素自分が、愛唱している琵琶の「蓬莱山」に引用されている「君が代」を選び、その作曲をフェントンに頼んだということとなっています。

しかし、その曲は、日本人の音感にふさわしくないということになりました。1880年(明治13年)、宮内省雅樂課に委嘱し、課員数名の中から奥好義の作品が選ばれ、一等伶人の林広守が補作して、発表されたのがこの曲です。これに洋楽の和声をつけたのは、当時教師として日本に滞在していたドイツ人の音楽家フランツ・エッケルトです。 この曲については、次のようなエピソードがあります。日本の代表的作曲家山田耕作氏は、若い頃ドイツに留学していました。その頃、ドイツの大学の音楽教授たちが、世界の主な国歌について品定めをしました。その結果第一位に選ばれたのが日本の「君が代」でした。

国民の祝日について

元旦 1月1日 年のはじめを祝う。
成人祭 1月第2月曜日 満20歳になった男女が大人として社会に認められ、祝福をうける。
建国記念の日 2月11日 神武天皇が橿原宮(現在の奈良県)で即位された日で国の誕生を祝い、国家に感謝する日。
春分の日 3月春分 昼と夜の長さがほとんど同じになる日で、自然をいつくしむほか、祖先を敬いなくなった人を偲ぶ日。
昭和の日 4月29日 昭和天皇のお誕生日。
激動の日々をへて、見事に復興をとげた昭和をかえりみ、国の将来の教訓とする日。
憲法記念日 5月3日 現在の日本国憲法が昭和22年に施行された日を記念してつくられた。
みどりの日 5月4日 国土の緑化や植林などをすすめようとする日。
こどもの日 5月5日 すべての子供たちが健康で幸せに育ってほしいと願う日。
海の日 7月第3月曜日 明治9年明治天皇が青森から函館をへて、灯台巡視船で横浜にお着きになられた日。
海に感謝する気持ちを大切にする日。
敬老の日 9月第3月曜日 長い間、国家社会のために働きつくしてきたお年寄りを敬い長生きを祝う日。
秋分の日 9月秋分 昼と夜の長さがほとんど同じになる日で。自然をいつくしむほか、祖先を敬いなくなった人を偲ぶ日。
体育の日 10月第2月曜日 昭和39年10月10日に東京オリンピックが開かれた。スポーツに親しみ、健康な心と身体をつくり、元気で明るい生活を願う日。
文化の日 11月3日 昭和20年までは、明治節とよんでいた。日本が文化国家として発展するように願う日。
勤労感謝の日 11月23日 働くことを尊び、互いにその努力を感謝しあう日。
天皇誕生日 12月23日 昭和8年に天皇陛下がお生まれになった日。

人生儀礼について

お七夜の祝い 生後7日目に赤ちゃんの名前を決めて命名書を神棚に貼って神様に報告し、親戚にお披露目します。
お宮参り 男児32日。女児33日目に神社に参拝し、赤ちゃんの成育をお祈りします。(地方により日数が異なります)
初節句の祝い 3月3日(桃の節句)、5月5日(端午の節句)に子供の末長い将来が幸福であるよう祈ります。
七五三祝い 三歳は「髪置」(男女とも)・五歳「袴着」(男子)・七歳「帯解」(女子)といい、健やかな成長に感謝するとともに、これからの無事を祈って神社に参拝いたします。
成人の祝い 満20歳の新成人となったことを自覚し、立派な社会人として社会に貢献することを誓います。
結婚式 新しい人生の門出を祝い、幾久しく幸せな家庭を築くことを神様に誓います。
厄除け 厄年は人生の転機にあたる年齢といわれ、身をつつしみ、神様の加護を願います。男25歳・42歳、女19歳・33歳・37歳(数え年)
長寿の祝い 還暦(数え年61歳) 自分の生れた年の干支に戻る。
古稀(70歳) 「人生七十、古来稀なり」から。
喜寿(77歳) 喜の草書体で書くと七十七に。
傘寿(80歳) 傘の俗字は八十と読める。
米寿(88歳) 米の字を八十八にあてた。
卒寿(90歳) 卒の俗字は九十と読める。
白寿(99歳) 百から一を取ると白の字になる。

神様の加護に感謝し、健康長寿を祈り神社に参拝する。
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